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ボクシングのダンベルシャドーは効果的なトレーニング方法なのか!?

ダンベルシャドーは本当に効果的?

ボクシングの各トレーニングメニューは、激しい有酸素運動や全身運動が期待されています。しかし、練習メニューの一つである、ダンンベルシャドーは賛成派と否定派で議論を意見が分かれています。
もちろん、ダンベルシャドーは効果的なトレーニング法であるとの意見もあります。しかし、私は否定派の立場から、ダンベルシャドーに疑問を呈する必要があると考えています。以下では、ダンベルシャドーのデメリットについて探っていきます。

結論:ダンベルシャドーは効果がない

ダンベルシャドーのデメリットは以下の3点です。

①筋トレとしては不十分(適切な効果が得れない)
②重さに頼ったパンチの打ち方を覚えてしまう
③手首の怪我のリスクがある

筋トレとしては不十分

ダンベルシャドーで筋力向上を目指している人もいますが、筋力向上が目的なら筋トレをしましょう!!なぜなら、ダンベルシャドーで持てるダンベルの重さに限界はあり、ダンベルシャドーの動きでは、筋肉に十分な負荷をかけることができないからです。筋力や筋持久力の向上を目指す場合には、他のより効果的なトレーニング方法を選択することが重要です。

②ダンペルの重さに頼ったパンチの打ち方を覚えてしまう

ダンベルシャドーをやる理由として、パンチ力を上げるためにやっている人もいますが、プロの栗原慶太さんもダンベルシャドーは否定派と発言しています。

パンチスピードを上げたいのであれば、本番と同じ重さでやるべきです。
ダンベルシャドーは、ダンベルの重さに頼ったパンチの打ち方を覚えてしまい、正しいパンチの打ち方の習得を妨げる可能性があります。

手首の怪我のリスクがある

ダンベルシャドーは、ダンベルを手に持ち、手首を伸ばす動作が含まれます。しかしこの動作は、手首への負担が大きく、怪我のリスクを高める可能性があります。特に初心者やフォームに慣れていない人にとっては、手首を適切に守るのが難しいです。そのため、無理な負荷や運動中の急な動作によって、手首に損傷を負うリスクが高まる可能性があるため、注意が必要です。

ダンベルシャドーにもメリットある?

先ほどまで、ダンベルシャドーのデメリットに触れてきましたが、ダンベルを使った練習にもメリットあります。
例えば、ダンベルを持ったままステップの練習は、腕や肩の筋力を鍛えるために効果的です。パンチを行わずダンベルを持ち続けることによって、ガードの安定性が向上し、筋力も増強されます。ガードをすぐ下がる人にはおすすめです!

まとめ

ダンベルシャドーは一見魅力的なトレーニングメニューのように思えますが、実際には効果的な筋力トレーニングとは言えません。その理由として、ダンベルシャドーが筋トレとして不十分であること、重さに頼ったパンチの打ち方を覚えてしまう可能性があること、そして手首の怪我のリスクがあることを挙げました。自分が行うトレーニングメニューと目指しているものがあってるか、一度考えてみましょう。

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