スパーリングが怖い人へ
今回はボクシングでスパーリングが怖い人へ、どうしたら克服できるかを書いていきます。
自分も初めてのスパーリングは、ものすごい緊張しました。
ビデオを見返すと緊張でものすごい固い動きでした笑
何故緊張したかというと、
スパーリングが怖かったからです!
マスボクシングと違って、スパーリングが怪我の可能性が高いです。
鼻血が出たり、失神したりする可能性もあります。
しかし、現在は週1~2回の頻度でスパーリングをする様になりました。
なぜ、スパーリングが怖いと思っていた状態から、スパーリングを出来る様になったかついて紹介します。
スパーリングを克服できた理由
スパーリングを克服できた理由として、以下の4つを心がけました。
①スパーリングは怖くて当たり前(緊張して当たり前)
②多少の怪我は覚悟する
③強打さえディフェンス出来れば大怪我はしない
④カウンターなどガードの隙には注意する
①スパーリングは怖くて当たり前
スパーリングは怖くて当たり前です!だって殴り合いをするんだから笑
なので変に怖くないと思い込ませるより、緊張した状態で身体を動かすか、何が出来るかをイメージするようにしています。
緊張している時は普段の1/10ぐらいの動きしか出来ません。
自分を狙ってくる対戦相手を目の前にすると、何をして良いか分からなくなると思います。
好みは出てくると思いますが、自分は手数は負けない、ガードは上げておくなど、事前に目標を決めてからスパーリングに挑みます。
②多少の怪我は覚悟する
お互い本気で戦っているので、多少の怪我は仕方ないと思いましょう!
全部のパンチを受ける、堪える必要があるというわけでなく、ジャブなどは当たっても仕方ないと思いましょう。
もちろん全てのパンチをディフェンスできることが理想ですが、スパーリングに慣れた人でも無理です。
ジャブなどの軽いパンチに過敏に警戒すると、動きが固くなったり、フェイントに引っかかったりします。
そのため、ジャブをもらってしまって、気にせず動きを止めない、ジャブを倍にして返すなどを目指しましょう!
③強打さえディフェンス出来れば大怪我はしない
スパーリングで一番怖いのは怪我だと思います!
自分は怪我をするのが怖くて、スパーリングに挑戦するのに、二の足を踏んでました。
スパーリングであれば、16オンスのグローブ、ヘッドギアをつけてやっているので、1発KOの確率は少ないと思います。
(カウンターやノーガードで強打をもらうは別です)
マスボクシングでディフェンスの基礎が出来て、無防備の状態で強打をもらわなければ大怪我しません。
ジャブなどを警戒しすぎて、その後に続く強打をもらわないように気をつけましょう!
相手はジャブなどでガードの隙を伺って、強打を狙っています。
ガードの隙を気を付ける
強打をもらいやすい理由は、
①疲れてしまいガードが下がっている
②自分の攻撃時にもう片方の手が下がっている
があげられます。
ガードが上がっているだけでも、相手のパンチの威力が下げられたり、牽制できたりするので、ガードに隙がないようにしましょう。
スパーリングに向けた練習
スパーリングで上手く動けるために、以下のことを実践、意識しています。
①マスボクシングやタッチボクシング
②攻守を分けてマススパーを行う
③やっぱり慣れるしかない
①マスボクシングやタッチボクシング
で対人になれる
マスボクシングはスパーリングに意味がないという意見もあります。
マスボクシングもできない人にスパーリングは出来ません!
マスボクシングでパンチをギリギリ避けれるようにする、当たる距離と当たらない距離を見極めるなど、スパーリングで活かせるように意識してマスボクシングをしましょう!
②攻守を分けてマススパーを行う
スパーリングで普段の教わっていることが発揮出来ないという人は、一つ一つ分解して練習しましょう。
1ラウンドで、オフェンスとでディフェンスを分けてやるのもオススメです。
お互い片方に専念していれば、スパーよりかは落ち着いて、マスボクシングより緊張感もあります。
③やっぱり慣れるしかない
ここまで色々説明しましたが、スパーでしか得れないものがあるのも確かです。
スパーの緊張感はスパーでしか得れません。
自分もスパーに挑戦してから、直すべき課題が色々見つかりました。
最初から色々やろうとせず、まずは手数は負けない、ガードを下げないなど、簡単な課題から克服するようにしましょう。
そして、簡単な課題を克服できたら、課題の数を増やしたり、難易度を上げていきましょう。