ボクシング

スパーリング初心者の怪我の可能性と種類について

スパーリングの怪我の可能性と種類について

最近スパーリングを週1~2回ぐらいの頻度で行っています。

スパーリングを行うにあたり、気をつけているのが怪我です!!

ボクシングをやっていながら、スパーの前は「痛いのは嫌だなぁ〜」って思ってます笑

今回はプロを目指すアラサーが経験した、もしくは見たスパーリングの怪我について紹介してきます。

スパーをやってみたいけど怪我は危険性はないのか、どんな怪我の可能性があるのか、不安な人は読んでもらえると嬉しいです。

これからスパーをしたいって人は下記の記事も読んでいただけると嬉しいです。

スパーリングで怪我の可能性について

スパーリングを初めてする人は怪我をしないか気になる人がいると思います。

結論から言うと、怪我の程度に差はありますが、怪我はします!!(だって格闘技だもん笑)

むしろ怪我無しで初めてのスパーをこなせたら天才です!

しかし、力が入ったストレート、アッパー、フックなどの「強打は絶対ディフェンス!!」を徹底できれば、練習に支障が出るような怪我の可能性は低くなります。

スパーにはトレーナーの許可が降りてからやるので、オフェンス、ディフェンスの基礎はできると思います。

基礎ができていれば、余程のことがない限り一発KOや全治何ヶ月の怪我を負う可能性は低いと思います。

自分も初めてのスパーの時は多少の痛みはありますが、大怪我を負うことはなかったです。

しかし、格闘技なので怪我とは常に隣り合わせというのは忘れないでください!

最初から完璧を求めず、ストレートなどの強打だけは絶対にディフェンスするがオススメです。

スパーリングの怪我一覧

プロ志望によるスパーリングの怪我はこちら!

◆筋肉痛
◆鼻の怪我
◆顎の怪我
◆耳・鼓膜の怪我
◆拳の怪我
◆肋骨(あばら骨)の怪我

◆筋肉痛

筋肉痛は骨折や打撲と違って、怪我のイメージとは遠いかもしれません。

しかし、初めてのスパーリングの翌日で一番痛いと感じたのが、腕と背筋の筋肉痛です。

スパーリング中はリミッターを外して身体を動かしているためか、「こんな部分の筋肉を使っていたのか!?」と思うぐらいでした。

そのため、初めてスパーをした翌日はシャドーボクシングも出来ないぐらい痛みがあったので、練習を休みました笑

◆鼻の怪我

スパーリングで一番気にしているのが鼻の怪我です。

鼻にパンチに当たると涙も出やすく、撃たれた瞬間硬直してしまいます。

また鼻血が出ると呼吸がうまくできなくなり、動くのもしんどいです。

鼻血が出た時は鼻の内部が傷ついているため、翌日でも鼻血が出やすくなります。スパーリング後の3〜5日ぐらいは、触ったり、鼻をかんだりしただけで鼻血が出ちゃいます。

自分ではないですが、3ラウンドのスパーで鼻を骨折した人もいます。。(鼻血も出ておらず、ヘッドギアを外した後に気づきました)

その人は後遺症もなく、鼻が真っ直ぐに戻っていましたが、対人練習はしばらく中止してました。

グローブが少しでも掠めたらダメージは軽減できるので、ガード上げる癖をつけておきたいですね。

◆顎の怪我

骨折ほどではないですが、顎に痛みを感じることがあります。

動かさないと何も感じないですが、食事の時に大きく口を開けたり、硬いものを食べたりすると顎を痛くなることがあります。

全てのパンチをガードすることも難しく、ガードの上からでも衝撃はくるので、ダメージをゼロにするのは難しいかもしれません。

◆耳・鼓膜の怪我

頻度は少ないかもしれないです、ボクシングで鼓膜が破れる話は時々聞きます。

自分も一回経験しましたが、トレーナーに聞くと珍しくない話だそうです。

鼓膜が破れた話はブログを始めてからの経験なので、下記の記事で詳しく書いてあります。

ガードしてない耳にグローブが覆いかぶさってしまうと起きてしまいます。

理想はブロックで対応するか、ウェービングで避けるかで対応したいです。

あとは鼓膜ガード付きのヘッドギアを使用するのも解決策の一つですが、やはりディフェンスで対応したいですね。

◆拳の怪我

普段サンドバックやミット打ちをしているため、拳は鍛えられていますが、拳の怪我は時々聞きます。

WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人選手が、頭で相手の拳を負傷させた試合はびっくりしました。

拳の怪我は、パンチの打ち方に原因があるときもありますが、相手に肘ブロックをされてしまう、すごい力を入れて殴っているなどが考えれれます。

拳を怪我するとできる練習が少なくなるので、避けたいですね。。

◆肋骨(あばら骨)の怪我

これも経験したことがないですが、2〜3ラウンド中のスパーで肋骨(あばら骨)を折った人もいます。

また肋骨を怪我すると上半身を使ったトレーニングがほんとんど出来なくなります。
状態によっては、下半身のトレーニングも出来るようです。

肋骨の怪我は、格闘技ではよくあることらしく、気をつけながらスパーをしていきたいですね。

ボディを気にしてガードが下がったところに、顎やこめかみに一発KOもありそうですね。

最後に

今回は自分が経験したり、見たりした怪我について紹介しました。

今回は紹介しませんでしたが、目の怪我、脳震盪もよく聞きます。

スパーリングをやりたい人は、怪我のリスクも考えてから挑戦してもらいたいです!

やっぱりディフェンスって大事!!

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